思考実験としてのパーソナルモビリティー

タイトルはどうでも良かったですw

この車はGMのEN-Vといいます。(画像クリックで記事に飛びます。英文)本文によると、この車はSegwayのpumaをベースにGMとのコラボで作られていいるようです。最高時速はおよそ約40km/h、一回のチャージで40-50km程度の走行が可能とのこと。インフラが整えば、すぐにでもリリースできるそうです。

さて、これだけでは車好きな男の子の記事みたいになるのでもう少し「社会環境と移動手段」について考えてみました。

車は私たちの社会において必須なモノとしてそこらじゅうで動いています。今更必要性を書くこともないでしょう。しかし、個人として所有するのは、特に都市部では必ずしも必須ではありません。代替えの交通手段が発達している事や、どうしても必要ならレンタカーを借りるなどサービスを利用する手もあります。おまけに維持費を考えたら、タクシーを利用しても安いです。若者のクルマ離れも頷けるきがしますね。合理性から言えば必要ないでしょう。同時に環境負荷を考えても好ましいでしょう。

冒頭に紹介したEN-Vは実際にほぼ完成してると言っても良いでしょう。他にもこの手の車は「個人の移動手段」として開発されています。TOYOTAのi-real とかは良く出来ています。

「高齢化社会のニーズ:パーソナルモビリティーの必要性」

来るべき日本の未来社会の人口構造では「高齢者が増えます」(若年層が海外から大量に流入してくるとか考えないでくださいね)。大多数の高齢者には「のんびり、ゆったり」といった言葉が似合います。なぜなら肉体の機能が衰え(特に反射)機敏な動きが出来なくなり、筋力の衰えが、走ることや、長時間歩くことは辛くなると思います。?だからこそ移動手段も自分の身体に心地よい程度の車で充分です。

歩くよりは速く、しかし自転車程度の速さが心地良いのではないでしょうか?(せいぜい時速20km程度)。まぁ、現状の東京の渋滞してる道路ではこの程度のスピードしか出てないので都内なら文句無いでしょうw。同時に住宅街なら安全を考えてもこれ以上は必要ないと思います。商品開発のターゲットが「高齢者」とすれば当たってる気がします。

「パーソナルモビリティの安全性」

人は生身の体だけなら、かなりの混雑でもすれ違いざまに身をかわすなど、本能的にぶつからない動きをします。互いの距離感や移動速度を瞬時に判断し、微妙なコントロールをすることができるからです。また、「自分が大きなbagを持っていても上手に改札機をすり抜けることができます」、まるでbagを身体の一部のように取り扱う事ができるからです。しかし、皆さんはキャスターの付いたbagをゴロゴロと引いて歩いてる「人のbag」につまずいた事はありませんか?さすがに他人のbagにまでは神経が行き届かないからですね。まして視線をかなり下に向けてないと見えません。だからつまずいても不思議ではありません。さて、この手のパーソナルモビリティーがちょこまかと動きまわる社会を想像すると、車同士が接触するより、車と人、あるいは車と自転車の事故が多くなるような気がします。だからこそ危険予知に対応するために「高機能なセンサー」が備わっていなければなりませんね。

「パーソナルモビリティーの快適性」

毎日好天に恵まれるわけではなく、天候に左右されます。風雨に対応しなければなりません。また夜間走行等の全ての走行条件に適応をすることが求められます。路面の起伏や障害物、段差等を避ける、あるいは乗り越えるだけの動きが必要です。タイヤやサスペンションを含めメカ的な対応だけではなく、システマチックに感応する様に作られていることでしょう。同時に各種の計器は視認性に優れ、UIは直感的に理解できるようデザインされているでしょう。その他にはGPS機能が搭載され移動がトレースできたりサーチできるはずです。スピードよりもトルクフルで制御が易しい乗り物が求めれると考えます。何しろ「年寄りが運転してるのですから」。

「パーソナルモビリティー向けのインフラ」

充電設備、駐車スペース、専用レーン等のインフラがなければなりません。オートにセットすると電磁誘導で勝手に目的地まで運んでくれるようなレーンもできるでしょう。同時に道交法の改正も必須でしょう。まずはどこかの街で実験的に稼動させながら対応していくのかも知れません。お上主導で作るとろくなことがないので(どうせ新たな利権が発生しグタグタになるし、税金の無駄遣いが発生すると危惧します)是非とも民間主導で実施してもらいたいですね。

妄想癖の強い私が書き始めるときりがないので、このあたりでやめますが、その他考察する点も多数あります。モータリゼーションという表現がチョット昔にあった時代から考えると隔世の変化が起きておます。これを進歩というのかどうかは別にしてEVがスピードを競う、あるいは走行距離を競う様な方向性ではなく、快適に生活環境に溶け込む思想を大切にしてもらいたいですね。

ちなみに私はスピード違反で何度もアレです(爆)バイクも若い頃は毎日乗ってました。暴走族ではありませんが、ツーリングチームも作り迷惑なチーム走行をしてました(多分)。100人程のツーリング仲間で「峠」に遊びに行ってた口ですからw。そんな奴がこんなな記事を書くようになろうとは・・・やっぱり年寄りになったのでしょうか?

名誉の為に?(年寄りの冷や水か?)本心を表現するなら、下の動画のような社会が来るのを待ち望んでいます。コンセプトモデルですが好きです。やっぱり「命がけのスリル」ほどワクワクする事はないですからね!!上に書いたことが全面的にぶっ飛びそうな動画ですが、お口直しにどうぞ!(とりあえず2020年を想定した動画です)

関連動画が10年スパンであります(車だけではなく街もあります)。時間がある方は楽しんでください。最後の方はファンタジーですけど、私は絶対死んでる自信があるので関係ないです(爆)

ではでは、週末のエントリーという事で!

Enjoy your life!!

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1 Response » to “思考実験としてのパーソナルモビリティー”

  1. […] 東京モーターショーも車とロボットが一緒になって「新しい移動手段」としての乗り物になっているようです。(過去にこんな記事も書いてます)しかし、自分の足で歩けるうちは歩いたほうが断然良いに決まっています。 […]

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