組織は戦略に従う

On 2011年3月8日, in 1.仕事・企画・戦略, by hirotamaki

まんまのタイトルです。有名な表現なので経営者なら聞いたことがあると思います。とても刺激的な表現です。

で、これとは少し違った切り口を提唱したのが、イゴール・アンゾフ。彼は製品-市場マトリックス(アンゾフマトリックス)として有名ですね。

どちらかと言えば「戦略は組織に従う」に近いです。「戦略ありき」vs「組織ありき」どちらなのでしょうか?敬愛するP・F・ドラッカーは前者を支持します。まぁ、帰納的か演繹的かという感じでしょうか?

ところで、「戦略とは」なんでしょうか?漢字だけを見ると「戦いを略す」→「戦わずして勝つ」と言えるかも知れません。英語ではstrategyですから全く違います。いずれにせよ「日本的な当て字」として見事だと思います。そこに武士道的雰囲気を感じるのは私だけではないでしょう。圧倒的な力量差で、戦う前に敵が戦意喪失すれば、「まいりました」というだけです。どちらも傷つかず、無用な殺生はないわけですから。

私は経営には戦略ありきだと考えています(ドラッカー派?)そして、すべての企業は「環境適応業」として定義します。環境に適応できなければ生き残ることすらできません、まして勝ち残ることは絶望的です。

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である:C・ダーウイン

経営環境は常に変化します、消費者の動向、競合他社動向、政治的な影響・・・その変化に適応する様に「企図」することが「戦略」だと考えます。

20年以上前に異業種交流会を10チームほど運営していました(総勢100名程度)。そして、参加している経営者に「戦略って何ですか?」と素朴な質問をしたところ。沢山の答えがありました。私は30歳の若造、参加者は50歳前後のバリバリの経営者ですから、皆さん好き勝手言い放題です。内心では「ん?それ明らかに違うんじゃない?」と感じても「なるほど!ありがとうございます」と御礼を述べました。

販売中心の経営者は「営業戦略」「販促企画」が戦略と同義になっていたり、下請企業は「販路開拓」が戦略と同じだったりします。中には目標=戦略と言い切って「5年後に年商○○億円にするのが我社の戦略」と言われました。そこには「企画意図」が全く無く、頑張って「それをやろう」という意気込みだけを力強く表現される経営者が多かったと思います。(名誉のために付記します。それでも彼らは「それ」をやり遂げる強靭な精神力をもった経営者達でした)

大きな企てが「大企業」になるでしょう。小さい企てなら「小企業」です。

経営者には従業員のためにも、社会に貢献するためにも「会社を維持するだけではなく、成長・発展させる使命があります」だからこそ、「大きな企て」を持ってもらいたいものです。規模を拡大すると短絡的に考えないでください。「企図」そのものが大きいのです。その企図を実現すのは戦術です。様々な方法があります。

では「企図」とはなんでしょうか?

経営者の「強い思い」だと考えます。「大いなる企て」には「夢やビジョン」が含まれます。会社を「こんな風にしたい」という強烈な意欲が必須です。環境変化を見越すなら、それは現状の延長線上ない事が多いはずです。

社員は「経営者に動機付けされます」、では経営者は誰に動機付けされるのでしょうか?そうです、「自分が描いた(企図した)ビジョンそのものに動機付けされます」経営者は自分自身を自ら動機付けしなければならないのです。だからこそ、「組織は戦略に従う」のです。

「戦略とは環境変化に適応するように設計された企図である」:by kuu

チョット経営者向けの記事ですね。

ではでは、

Enjoy your life!!

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