コンサルタントとして企業コンプライアンスに関するテーマを暫々扱います。コンプライアンス部門は実に地味な扱いを受けるケースが多く、通常は目立ちません。これは、「事が起きないように先回りして手を打つ」のが仕事だからです。しかし、一旦事が起きると「コンプライアンス部門は一体何をしていたんだと!」と矢面に立たされるという、何とも割にあわない仕事です。コンサルタント業務も多くの場合「黒子」ですから、依頼されたテーマが順調に進んで当たり前、上手く行かなければ「使えないコンサルタント」と烙印を押されるので少々似たところがありますけど・・

スポーツなどでファインプレーはショー的には面白いけど、本来なら初動の遅れでしょう?普通の仕事なら準備不足ってやつです。本来は難しい仕事を涼しい顔して平然とやってのけるのがプロですよ。Sun Jun 13 03:22:34 via web


以前、上記のような呟きをしています。俗にいう「名人に名手無し」という奴です。

とある企業のコンプラ担当者(女性)はかなり緻密な仕事ぶりで完成度の高いコンプライアンス施策を組み上げています。ただし、「何も起きない」ので、多くの場合、仕事の成果が認識されないのです。同時に「一旦仕組みを作り上げれば、後は何もしてない人の扱い」すら受けるときがあります。「このファイルを整理しておいてくれ」と事務員レベルの仕事だったりすることもあります(個人情報や重要な書類等はコンプラ担当なので、それ以外の書類等です)。本来は彼女しかできない仕事をしてもらうほうが良いと思いますが、中小企業の場合はマンパワーの不足ということもあり、様々な業務を兼務しなければなりません。

同時にコンプラ関連はコンサルタントのテーマとして今日とても重要です。そして、このテーマは理屈を超えて「気配を感じ取る能力が要求されます」なんとなく「そうした方が良いと感じる」のですから説明するのが難しいテーマでもあります。

何か事故(不都合な出来事)が起きた時、初めて「不十分な体制であった」と気づきます。しかし、時既に遅し、つまり手遅れです。最近の原発の問題も、生肉の問題も「何も起きなければ」不十分であったことすら存在しない(認識できない)事象です。

出来事には、それが不都合であろうとなかろうと前兆があります。この微かな「KIZASHI」を感じ取れるかどうか、

経営では業績の先読みに繋がります。この前兆を感じ取る能力が高ければ高いほど、競争に勝ち残る可能性が高まります。「最近〇〇を目にすることが増えたな」とか、ちょっとした観察で発見できることもたくさんあります。企業は常に環境適応しなければならないのです。

個人においては、僅かな体調の変化を感じ取れるかどうかです。ある日突然「厄介な病気」になるのではありません、長い年月を経て「病気」になります。微妙な味覚変化があれば何かのサインです。履きなれた靴に違和感があるとか、握りこぶしの力の入り方が違うとか・・・いつもと違う何か、微かな変化を感じ取ることが出来れば「対処できる」と思います。ちなみにワタシは少々特異体質なので、「遠隔地の知人の元気度?」を感じます。しかし、当の本人が鈍ければ「病気」になって当たり前です。自分の身体ぐらいは十分にメンテナンスしておかないとなりません。

繰り返しになりますが、これらは

「気配を感じ取る能力」です。一切の説明ができないばかりか、「それをする」結論に至るプロセスを飛ばして「そうしてしまう」のです。そして、結果的には「何も起きない」のです。何も起きないから認識されませんし、良い評価もなく、感謝もされません、しかし、最高の仕事の成果であり、身体のベストコンデションなのです。

だからこそ、とても大切だと考えています。

不都合なことが「起きない」様に日頃から微細なKIZASHIを感じ取りましょう。

理屈じゃないので、頭を空っぽにしてね!!

ではでは、

Enjoy your life!!

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