私は「仕事にならない仕事が好きだよね」と家族からは暫々言われます。もちろん、「仕事にならない」とは「お金にならない」と同じ意味です。この事実を私は否定することができません。「金にしようとして仕事をするのはつまらん」と考えてしまうので手の施しようがないですね(^^ゞ

では何故「仕事」をしてるのだろうか?稼げないにもかかわらずである。答えは「好きだから」「楽しいから」としか言い様がありません。それでは「道楽」とかわりないではないか!と詰め寄られそうですが、何とも言いがたいです。この感覚を受け入れてしまえば誰もが楽になるとは思いますが、「稼ぎ」を「楽しみ」よりも優先すれば、楽しくないのは当たり前です。

で、この辺を上手にといてる?記事に出会ったので引用しておきます。

労働について (内田樹の研究室)

労働と報酬は「相関すべきである」というのは表面的にはきわめて整合的な主張のように見えるが、実際には前件の立て方が間違っている。等価交換論の前件は「労働者はできるだけ少ない労働で多くの報酬を得ようとし、雇用者はできるだけ少ない報酬で多くの労働力を買おうとする」というものである。

そんなの常識ではないかと言う方がおられるかもしれない。あのね、そんなの少しも常識ではないのだよ。もしそうなら、人類の生産力と生産関係は新石器時代で停止しているはずだからである。

とりあえずそこらへんの木の実を拾ったり、魚を釣ったり、小動物を狩ったりして飢えが満たされるのなら、誰が分業だの企業だの資本だのというめんどうな制度を作り出すであろう。

労働は「オーバーアチーブ」を志向する。飢えが満たされても満たされないのである。もっと働きたいのである。そういう怪しげな趨向性を刻印された霊長類の一部が生産関係をエンドレスで巨大化複雑化するプロセスに身を投じたのである。

実に見事な表現です。労働は「オーバーアチーブ」を志向する

経営コンサルタントという仕事は「手作り」(私の場合ですが)なので毎回違う「成果」を要求されています。その成果はお客様と共同作業によって創出され、お互いに「どんな成果」になるか知らない状態が「仕事」なのです。

「社長できました!」と持ち運べる商品ではなく「仕事のプロセスそのものが価値」です。もちろんプロセスに必要「だろうと思う資料」作りもします、あくまでも補足資料です。
ちょっと先回りしていろんな資料を整理したり、全く違った観点からのアプローチを実行するための情報収集をしたりと実は「すぐに使えない仕事」が80%程あるのではないかと思っています。だから傍からは「仕事にならない」と見えるのかも知れません。実際「お金になってないのですから何とも言えませんがw」

しかし、25年間ほどのコンサルタント経験のすべてが「次の仕事の準備」です。更に最新の付加価値を提供すれば役にたつだろうと考えています。コンサルタントは職人仕事です。だからこそ、陶芸家(こちらは芸術家ですけど)が気に入らなければ「出来上がった作品を破壊する」のと同じように、何かを「極めよう」としているのかも知れません。

自分の仕事そのものがライバル!

こんな事を繰り返していられるだけでも幸せですね!

ではでは、

Enjoy your life!!

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1 Response » to “仕事そのものがライバル!”

  1. hirotamaki より:

    なんだか自分の仕事に間違いないような気がしてくる記事→なんとなく楽そうに聞こえる「コンサルティング」という職業の実態とは? http://bit.ly/lPFb4W

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