ロンドン暴動と日本の自殺

とても残念なことだ。

正気を見失ったか?Reading:NHKニュース 英の暴動 中部都市にも広がる http://t.co/gae3EHCTue Aug 09 03:11:35 via Tweet Button

他にもたくさん関連記事あり。一体何が起きているのか。暴徒と化してしまっているのは予想できる。英国には長い歴史もあるし文化もある、にもかかわらず暴力的な行為は正気をなくしてるとしか見えない(充分に発展していない地域なら許されるという訳でもないが)。更に残念なのは「日本の若者も後に続け!」というお馬鹿発言がネット上で散見することだ。

一犬影にほゆれば、万犬声にほゆ

自らの主張での行動ではなく、「皆がそうだから」という行動は見苦しい。戦争に代表されるように、暴力的手段で「何かを訴えるのは大馬鹿」だろう。しかし、無くならないのは人間の弱さかも知れない。

ロンドンの暴動も(それに加担する人達は)「自分が存在する座標」を見失ってしまったのではないだろうか?無力感とか焦燥感のような燻り続けていた否定的なエネルギーが一気に「暴力」という表現に変換されて吹き出しているように見える。

日本では3.11以降、デモなどの手段で訴える行動も増えてきてたのかも知れないが、圧倒的に多いのは「自殺」ではなかろうか?

年間3万人以上の方が「自殺する国」は異常である。毎日100人程度が自殺するこの国の現実は、自爆テロとか暴動と表現してもいいのではないか?

「組織的な活動」ではないから暴動とかテロとは言われない。

しかし自らの意思として「表現している」とすれば、はっきりとした主張がそこにはある。

絶望:「(このクニには)ワタシの生きる理由がない」(生きるための希望がない)

ワタシとかクニを「曖昧にしたまま過ごせる」文化を持つ日本ならではの主張だと思う。

もし、ある一日だけを「自殺の日」とし、各々の方法で「同日に自殺」すれば、どれほど異常かが誰の目にも明らかになるだろう。何しろ3万人以上がその日に自殺するのだから。これを「個々人の問題」として片付けるのではなく、国家の一大事として捉えるべきだと思うがいかがだろう?

英国の暴動を観客席から眺めるだけでなく、

身近な人達だけでも、お互いの夢や希望を語り、実現したいものである。

自らが存在する座標を見失わないように・・・

いつまでも夢を抱いたオッサンの独り言でした。

ではでは、

Enjoy your life!!

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