モノづくりは産業の基盤?

On 2012年2月3日, in 6.空のつぶやき?, by hirotamaki

昨夜、友人がワールドビジネスサテライトに映るかも?という知らせがあったので何となく見ました。TVはほとんど見ないのでたまに見るのも良いものですね。友人の事はともかく、モノづくり系の会社(TOYOTAとSONY)が取り上げられ、対比するようにIT系の会社(greeとfacebook)も取り上げられていました。 そこで感じた事を少し記しておきます。

あなたは今、小さなデバイスの液晶かあるいはPCのモニターを通してこの記事を読んでいるはずです。私の書いた(打った?)文字がほぼ忠実に画面に再現されている事は「とてつもなく多くの人の手によって実現している」という事をあらためて振り返るのも良いでしょう?

小型で高性能なデバイスには沢山の細かいパーツが組み込まれています。それらのパーツは専門メーカーが作ります。CPUであれメモリーであれマザーボードであれ、更にはケーブルや極小の部品であれ「どこかの企業が作っている」わけです。そして。各部品メーカーも一つ一つ手造りではなく、産業用の機械によって大量生産しています。この産業用の機械もまたどこかのメーカーが作っているのですね。源流をたどれば金属や樹脂、あるいはグリース等の潤滑油など素材や原料まで遡る事ができます。鉄鉱石から鉄素材、そして鉄板・・・と変化するプロセスそのものがモノをつくる行程です。なにも硬い製品ばかりではありません、コンビニで購入する菓子も弁当も飲料も、量販店で購入する服でも同じ事です。当然、配送する機能を担う物流、それらすべてにエネルギーが必要になります。途方もないほど沢山のプロセスを経て「手元に完成品」が届きます。モノを作る企業は今日厳しい経営環境です。翻って、冒頭に書いたIT関連の企業は比較的良好な経営環境なのかもしれません。

facebookはIPOで50億㌦の資金調達!破格ですね。時価総額ではTOYOTAと同程度になるそうです。ほんの数年前にはなかった会社が日本を代表する企業に並んでしまうのです。良し悪しを論じるつもりはありませんが、これが経済社会の姿なのだと痛感します。馬車が車に変わるのとは違います。ガラスが強化プラスチックに変わるのとは違います。次元の違う「ビジネス」が先進国では高い評価を受けます。googleにせよamazonにせよIT系の企業は「無形のサービス」を提供する事で豊富な資金を集め、私たちのライフスタイルに変化を与え、支持されています。しかし、そのサービスを支えている土台そのものは「モノ」である事は変わりません。さらに言えば、偉大な科学者達が発見・発明した理論や技術が基礎になっています。学生の頃「バーロー物理化学」等を学んだ「つもり」の私としては先達の偉業に思いをはせ、感謝しています。

多くの人の手によって、作られたモノを日本で手にするのは、お金さえあれば比較的簡単です。しかし、現在の「社会の姿」が私たちにとってふさわしいのかどうか?あるいは将来にどの様な影響を及ぼすのかどうか?少し立ち止まって考えても良い時期かもしれません。日本では死因が癌・脳疾患・心臓疾患・自殺等が多いです、しかし、世界では餓死や伝染病です。この違いを普段感じる事は少ないと思います。この時代に日本に生まれ育った事はもの凄く恵まれているんだと実感します。

話がそれました、今や花形産業とは言い難いのかもしれないですが、モノづくりが産業の基本的な要素である事は間違いないと考えられます。金融ビジネスやITビジネスもその土台の上に成り立っている事を今一度確認しておくのも悪くはないでしょう。

ではでは、

Enjoy your life !!

 

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