発想における対概念の利用法(対概念法)

対概念、どこかで聞いたことはあるかと思います。わかりやすいので言えば「表と裏」みたいな概念です。世の中かなりコレで会話が成立してますけど実際のところはどうなんでしょう?損得とか善悪とか「程度」の違いがあったり、場面でどんどん変わる要素も含まれるのでなかなか難しい概念ですよね?今回は、どうせなら、この対概念を利用して「発想」するあるいは「思考」 する方法を考えてみました。

図のように対概念は無限にあります。中には「現実と理想」などという対概念風の言葉を思い浮かべる方もいるかも知れませんが、これは必ずしも対概念とは言いがたいです、なぜなら、現実と理想が一致することが起きるからです。このあたりを深入りすると表裏が一致することもあるじゃないか!とかツッコミが有りそうですが、ココでは「対概念は一致しない」としておきましょう。

発想・思考の場面では「何がしかの種(シード)」があって、その後「拡がり」が期待されます。この段階で、対概念を取り入れると「拡がりとか深み」みたいな領域が垣間見れると思います。

例えば、新商品開発をすると考えましょう、テーマは「豆腐」です。豆腐は一般的に、白くて柔らかく、直方体で水っぽい等の特徴があります。new豆腐を考える際に、

赤い豆腐あるいは更に黒・緑・黄色(何色でもOK)、硬い豆腐、乾いた豆腐、球状の豆腐、星型の豆腐、穴の開いた豆腐、完成する前工程の豆腐、後工程の豆腐、昔の豆腐、未来の豆腐・・・キリがないのでアトは勝手に妄想して下さい(笑)

豆腐は一例です。どんな分野(商品開発だけではない)でも思考や発想の観点は山のようにあります。もちろん、この様な思考法は更に発展させることは可能です。発想法や思考法はたくさんの方法がありますが「対概念法」とはあまり聞かないですね?

「集中と分散」、経営においては限られたリソースを上手に活用しなければなりません。「今までとこれから」の差異を作り出す為に、何をしますか?

常識とは18歳までに身につけたコレクションである(アインシュタイン)

ではでは、

Enjoy your life !!

 

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