団塊の世代、ww2終わり前後の生まれとしておきましょう。現時点で60代半ばの意外に元気な世代です。この大世代の動きにあわせて日本の経済も大きなうねりがあります。この世代は戦争を体験していない、あるいはほとんど実感が無いと考えられます。よく言われる戦後焼け野原からの復興は、この更に上の世代が成し遂げてきたのでしょう。団塊の世代の方々はその後を引き継いで経済の主役を引き受けていたと考えれます。生産者でもあり消費者でもあったこの世代は一体何を買ってきたのでしょうか?大雑把に年代別に想像してみました。

  • モノを買う(20代)

モノが不足していた時代から旧来の体制が一気に変化し、モノ作りが始まりました。衣食住全般に団塊の人々は「とにかくモノを買う」ことに夢中だったと想像できます。工業化社会の発展で生産性は上がり、量産技術も目覚しい進歩があったこの時代は「モノ」が売れた時代です。

  • ライフスタイルを買う(40代)

高度成長を成し遂げた日本の立役者達はバブル時代を謳歌します。単にモノを買うのではなく、ステイタスとしての「価値」をモノに付加し、ブランド、流行といった精神的な満足感を買う事に夢中になります。

  • 金を買う(60代)

団塊の世代の方々は「お金で何かを買う」のが習わしとなっているかの様に、「将来のお金を今のお金で買う」、投資あるいは投機、または運用と表現しても中身は「金で金を買う」事に変わりはありません。良し悪しではなくコレが現況でしょう。景気は冷え込み、モノが売れないのは「彼/彼女たちが、買いたい何か」がないのです。

そもそも我々の世代(団塊の後の世代)以降は下図のような状況なのです。なんとか生活をやりくりしているのかも知れません?

http://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/h23_gai4.pdf

■失ったコト

団塊の世代が見失っていたコトが、まさに今日、大きな課題として浮き彫りにされているコトです。年金問題、医療福祉問題、教育問題…と全ては「自らの世代が準備してなかったコト」ではないでしょうか?「確実に歳をとる」からこそ充分予見できた課題であったはずの事柄です。

原因はもしかしたら、「情報格差」を結果として作ってしまった「団塊世代のリーダー達」が身動きとれず、解決策を作れない状況にあるのかと想像します。

一部の研究者や学者を除き、多くの人達(自由になるお金を持っている年配の方々)は旧来のメディアに依存し、「資産価値を増やしましょう」という相変わらずの謳い文句に踊らされているような気がします。

本来なら、「現在起きている課題解決に資金を充当しても良いのではないか」とどうして考えないのか検討がつきません。それほどまでに「老後の心配」をする必要があるのでしょうか?自分が「カイモノ」をするのではなく、次の世代にバトンタッチをする責務を引き受けて然るべきではないかと考えます。

  • 年金などいらん!
  • 病気したら全額自費で賄う!
  • 若い連中にお金でも知恵でもどんどん分けてやる!

と言える先輩が少ないのが残念です。

団塊の世代が失ったコトは「次世代のために貢献する精神」ではないかと…

別の観点でみれば、まだまだ、楽しむ権利があり、老後の心配ではなく「投資のスリル」を味わっているのでしょうか?こんな風に考えることも理解できる歳になっている(笑)「若者気分のおっさん」の戯言でした^^;

ではでは、

Enjoy your life !!

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