業務は効率を、人間関係は効果を。

謹賀新年。本年もよろしくお願いします。

一昨年から新しい仕事に取り組み始めました。成果は多少の遅れがあるにせよ順調に上昇し続けています。この時代、私のようなとりえのないオッサンにとってはとてもありがたいことです。この記事はかなり自問自答なテイストです。誰かに明快に回答をもらいたい(^^;)

どんなビジネスでも少なからず「人が介在し物事が成し遂げられます。所詮人の世、一人一人の思いの総和がこの世を作っている」のですから…

業務は生産性を問う

仕事は、時間・費用当たりの生産性が最も高まるように、設計されている必要がある。最小のコストで最大の成果を上げる事が重要視されるのは当然。だからこそ「効率」が問われる。人がサイボーグのように業務遂行が可能なら生産性は高まる。

人間関係は良好さを問う

人間関係は真逆。良好な人間関係は「効果」が問われ、お互いの意見の食い違いや経験を「お互いが尊重」することで成立する(多分)。時間もかかり、もしかしたらそれ相応のお金も必要だろう。しかし、素晴らしい人間関係というのは「効率的」に出来上がるのではなく、「気分や感情」など、マシンにはない「何か」によって結びつく。

・業務効率化はツール活用とマニュアル化

・人間関係は出会うこと、対話する事

物凄く当たり前な帰結なのに、「効率・効果バランス」の良い落としどころが見つからない(^^;) もっと複雑な何かがあるのか?あるいは、もっと違う切り口が?そもそも人間関係の効果を測定する「メジャー」がない。チャップリンが映画(モダンタイムス)で皮肉っぽく取り上げているし、新しいテーマではないのに…、そもそも仕事に人間関係(あるいは人らしさ)を並列的に持ち込むのがオカシイのか?組織が目的遂行のための手段だとすれば「人はシステム化」されなければならない。人はそもそも「仕事」をするようにデザインされてない、だから仕方ないのか?

食べ物が豊富にある自然環境で、他の動物からの危害に怯えることなく、生活できることが担保されているなら仕事はしないのか?資本主義の原点まで問いだすと、日経BPクラシックス プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 再度このあたりを読み返さねばならないのかも?

この歳になって、いまだにこのテーマに悩むとはトホホ…

では、今年もよろしくお願いします。

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