驚き、喜び…

驚き、喜び…

On 2019年5月10日, in 3.人生・問いかけ, by kuu

自分の努力に対して 正確に相関する報酬を受け取れる。そういうわかりやすいシステムであれば、人間はよく働く。そう思っている人がすごく多い。 雇用問題の本を読むとだいたいそう書いてある。でも僕は、それは違うと思う。
労働と報酬が正確に数値的に相関したら、人間は働きませんよ。何の驚きも何の喜びもないですもん。 内田樹・中沢新一『日本の文脈』

ここでいう労働とは仕事ぶりではなく「出した結果」に対してです。

わかりやすいシステムなのに、なぜ仕事する人としない人(手を抜く人)が居るのでしょうか?
重要なヒントは内田氏が言うように「何の驚きも何の喜びもないですもん」という部分でしょう。

驚きや喜びは「あらかじめ明確な何か」から発生するのではなく、ハプニングとして突然起きるのだと考えています。
そのためには「未知なる将来に飛び込んでいく」度胸というか、覚悟というか、遊び感覚みたいな気分が必要なのです。

仕事しない人は「どうせ〇〇だろうなぁ…」という自分の経験ですべて予見している様な態度です。この態度は「大人ぶった怠慢な態度、衰退していく人の生き方」だと思います。面白いです。

個人的には何が起きるかわからない時にワクワクします。まぁこれは性分でしょうけどw

将来の自分に対して期待しない生き方も、悪いわけではありませんが、生まれて一生かかって創り上げる「自分の人生」を中途半端に投げ出してるみたいで、少しもったいないかな?

毎日成長機会があります。
何を見聞きし、何を感じ、何を学び、何を喜ぶのか?
毎日新鮮な驚きと発見を体験する人でありたいものです。

ではでは、Enjoy your life!!

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