動物学級

大人の 兎、鳥、魚、・・・いろんな動物たちが集まってなにやら学校を作るようです。「子どもたちに色々と教育しなければならん」という事らしい・・何度も会議をした挙句、出てきたカリキュラムはそれぞれの特技を「全員に教える」という事になりました。 例えば兎は「走るのが得意です」なので鳥や、魚に走り方を教えます。同様に鳥は兎や魚に空の飛び方、魚は泳ぎ方・・・子どもたちは大人が教える事は大事だと必死になって「努力します」しかし、一向に上達しないし、面白くないのです。高学年になると「本来得意だった科目もできなくなってしまいました」兎は骨折し、鳥は羽がもげてしまい、魚は干からびそうです・・・しかし、それでもみな頑張って「同じような標準的な動物になりました」卓越した技能は失われたものの標準化された動物たちです。標準化された動物がたくさん仕事をするのは「生産性を向上するするにはとても都合が良いのです」(少品種大量生産の時代)規格化された部品のように機能することが重要なテーマでした・・・・。

妄想ですが、あまり笑えないのではないでしょうか?過去このような教育を善しとして提供してきたのかも知れません。幸い?私は天邪鬼(わがまま?)だったので苦労しました、もちろん今でも苦労してます(笑)、もっと遊んでおけば良かったと(爆)

しかし、いまや情報化社会になり、このような規格化された動物達だけでは生き残ることすら厳しい環境かもしれません。もしかしたら本来の「特技を世界レベルで通用させる機関」や「カリキュラム」が必要では?

兎はどれだけ速く走れるのかチャレンジするのも良いでしょう?鳥は高く飛ぶ事だけを練習すれば良いでしょう・・・そして世界レベルの卓越した技能を持ち合わせた動物達に集まっていただき、得意分野で能力を発揮してもらえばどの分野でも素晴らしい成果をあげるのではと期待できます。

我が家には3人の子どもがいます。勉強や宿題をしなさいと言わないどころか、「やりたい事をやりなさい」としか言わないです。そのせいで?2人は音楽に、一人はスポーツにしか興味がないようです(w)多分子どもは遊びながら色々興味を持って違う分野も学んでいくと思います。しかし、時代が急速に変化しない場合は私と同じように異端児扱いかも?(爆)。

いつでも学ぶ事はできるし、そもそも「教える人は存在せず、学ぶ人が存在する」と考えているくらいですから・・・・

30年もすれば否が応でも世代交代しきっています。今から引継をするおかしな親が一人ぐらい居ても良いですよね?久々に自分のこと書いてしまいました(笑)

クリスマスですね。楽しんで下さい。ではでは・・・

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1 Response » to “動物学級”

  1. Cuko より:

    全く同感です。
    アタシも今から引継してるから二人になりましたねw

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