国の仕組みを作る人がいます。
「おとな」が多いのだと思います。 基本はやはり教育でしょうか・・・
経営者にも参考になるでしょう。
長文ですが、時間のあるときにでも・・・
ブータン王国に学ぶリーダーシップの形 ガバナンス・リーダーシップ考 RIETI 経済産業研究所
「指導者の成功とは、自分がリーダーとして必要なくなる時である。」
ごちゃごちゃ理屈こねくり回すのがコンサルタントのイメージなのかもしれませんが、経営者に伝えたい事は一言
「可能性にかけろ!!」
これ以外にありません。
方法を聞きたがる人たくさんいます。「How to do」ですね。
「どうするか?」・・・実は無限にあるのです。
知ってるからコンサルタントの仕事ができるのですが(笑)
しかしこれだけでは何の役にも立たないのです。
そう、「How to be」ですね。「どう在るか」こちらのほうが重要です。
というよりこれがなければ経営者はに不向きかもしれません。もちろん、これは経営者に限らず、これから何か事を起こしたい人にも重要ですね。
テクニックも必要でしょう。知識も必要かもしれません。
しかし最も大切なのは「企業家精神」:Entrepreneurshipってやつです。勘違いしてもらいたくなのは「博打を打て」と言ってるのではありません。しかし、リーダーとは「可能性」を「決断の基準」にしている人なのです。
過去にも書いてますが、景気付けに再掲しておきます。
「FIGHT!!」
アントレプレナーシップ(起業家魂)
私は一般の人と同じであることを好まない。できるものなら、普通の人とは異なるべきでありたいし、そうなる権利もある。
安寧を求めるのではなく機会を求める。 誰かに保護されているが為に、自分をことさら卑下したり殺したりしたくはない。
夢を持ち、その実現の為に、成功する為に、また失敗する為に、あえてリスクをとる。 わずかな施しと夢を交換したりはしない。保証された人生よりは挑戦者であることを好み、気の抜けたユートピアの平穏より、成熟に邁進するスリルを選ぶ。
施 しものやちょっとした恩恵の為にプライドを失ったり、自由と交換したりしたくはない。
どんな偉い人であろうといじけはしないし、ましてや脅しなどに決して 屈したりはしない。誇り高く、恐れることなく、すっくと立つことは、自分が先祖より受け継いだ資産であり、自分の為に考え、行動し、自分で創り出した利益 をエンジョイし、そして世界に向かって胸を張ってこう言うのだ。
「俺のやった仕事を見てくれ!これがアントレプレナーと言うものだ!」と
将来を展望し、自社の戦略を立案する。
現状のリソースを評価して自社の戦術を考察する。
しかし、結果は必ずしも想定通りとはならない。期待以上のケースも有れば、以下のケースもある。
今までも「確かな時代」があったかどうか甚だ疑問、そもそも「確かな予測」という言葉そのものがおかしな表現です(笑)、今までもなんとなく想像していたに過ぎなかったのかもしれませんね・・・
しかし、今後の経済観環境は今まで以上に予測しにくいと感じているのではないでしょうか?
こんな時の基本は「積極的に攻める」ではなく、「積極的に待つ」という言葉がフィットするかもしれません。
手をこまねいて待っているのは論外だとしても、大胆に攻めるにもリスクが大きいでしょう?
戦略的には、(事業ドメインが 明確ならば)そのフリンジ領域に「小さくても付加価値源」があるのでは?
戦術的には「組織のフレキシビリティー強化」が必須でしょう。不測の事態に対応できる「構え」と「仕組み」を作り上げておけばリスクヘッジになると思われます。
(企業ごとに個別テーマになるので)にここでは具体的な提案ができませんが、「将来の自社のポジション」を業界内で優位におくための最低限の施策を打ち出しておくことが重要です。
勝ち残る事と、生き延びる事 は区別しましょう。
少しでもいいですから「新しい何か」を実施することが大切でしょう。
企業は永続的に存在する仕組みでなければならないのですから。。。
リーダーシップを発揮する・・・
ところで、リーダーとは?
色んな定義の仕方、またはリーダー像が皆さんにもあると思います。また共通項も多い事でしょう。。。
個人的には「変化を創る人」この表現が最もお気に入りです。。。
しかし、あまりにも漠然としているので、能力という観点から整理しておくと、どこかで、見つけた内容ですが、なかなか良くできているのでこの記事にあげておきましょう。( どこで見つけたのか記憶が定かではないので出典は不明:笑)
リーダー(LEADER)とは
Listen(聞く能力)
Explain(説明能力)
Assist(手助け能力)
Discuss(話し合う能力)
Evaluate(評価する能力)
Responsibility(責任能力)
先日、30代半ばの若者3人と会食をした。
彼らに初めて出会ったのが、私がまさに30代半ばで彼らはまだ学生だった。
今思えば、「失われた10年」という時代を生きてきたのかもしれない。
3人はそれぞれ、自分で人生を創造し、たくましく生きてきている。顔つきも当時とは違い「青年」になっている(その分こちらはオッサンになっているのだが・・・)
仕事に誇りを持ち、やりがいを感じているようで好印象だ。昨今の景気の悪さを理由に「業績不振を嘆いているオッサン達」とはまったく違う感性で社会を見ているのかも知れない?彼らが発している「輝いている意志」は世の中を明るく照らすことだろう。
いつの時代も「大人」は「若人の輝き」を奪ってはいけない、それどころか、彼らの輝きを増大させるべく援助すべきであろう。 描きうる最大限の夢を実現するためにはほんの少しの経験と大いなる好奇心さえあれば十分だ。「新たなる価値創造は、柔軟な思考と冒険することでのみ生まれる」。したり顔した大人の合理を笑いながら、まっすぐに突き進んで欲しい。。。
自己保身ばかり考え、将来の不安に備えてるだけで、偉そうにしてる「そこらのオッサン」と会話をしても恐らく面白くないだろう。
彼らの行く手を少しでも地ならしできる大人で在りたい。
若人に対して、年齢ではなく、生き方でリードできるのが本当の「大人」なのかも知れない・・・
大統領に就任した彼に世界が熱狂的に注目してるのかな?仕事柄どうしても「経済や経営」にどう影響するかを考えたくなりがちだけど、実際はもっと大切な何かがあるのかもしれないなぁ・・・
彼のスピーチに
・・・the God-given promise that all are equal, all are free, and all deserve a chance to pursue their full measure of happiness.・・・
という部分がる。このあと拍手が起きる。この言葉がどのように感じ取れるのか、英語と日本語の違い、あるいは「God」 に対する個人的な印象などを考えるとなんともいえない・・・もちろん演説はこの部分だけではないし、ある種のスローガンと実務は別物だ。今後彼がどのような具体的な施策を打ち出してくるかに注目したい。
成長事業分野?に投資するのか、あるいは衰退事業分野?の延命を行うのか・・・利害関係者の調整をはかるだけでも大変だろう、しかしそれ以上のリーダーシップを発揮しなければならない立場なのかもしれない。
熱狂的に騒がしい時期はいずれ静まり、冷静な判断と的確な行動を必要とする時期はすぐに到来する、いや既にその時なのか?
同時に日本においても、「自己保身ばかり考えるお馬鹿なリーダー」、「やたらと騒ぎ立てるマスコミ」 ではなく、
「献身的に社会をリードする人」、「事実を事実として報道するマスコミ」を期待したい。
と書きながら、「今日のあなたは、昨日のあなたと比較してどうなのか?」と問われたら、何と答えてよいのかな(爆)
中村寅吉氏が死去・・・ご冥福をお祈りいたします。
2008年02月12日
1957年のカナダカップ(現ワールドカップ、埼玉・霞ヶ関CC)で優勝するなど通算36勝(公式戦17勝)を挙げ、引退後も指導者として多くのプロを育て日本プロゴルフ界の発展に寄与してきた中村寅吉氏が11日午後4時15分、老衰のため神奈川県の病院で逝去された。92歳。慎んでお悔やみを申し上げます。
【社団法人 日本プロゴルフ協会より引用】
ゴルフを8年前にはじめて、今ではどっぷり嵌っている。ゴルフの歴史は諸説あるものの100年超える程度の歴史といわれている。最もさらに昔、似たような遊びがあったとしてもおかしくない。
日本ではちょいと変わった導入をされてきたのかと思う節がいくつかあるが、このエントリーには関係ないので触れないでおこう・・・
まだ、戦後間もないころ、中村氏をはじめ、それこそゴルフを根付かせる活動があったはずです。今日のゴルフ業界の基盤を作ったといっても過言ではないだろう。たった一人とは言わないまでも、その先に大きな変化を創り出すことは偉業といえよう。
仕事においても、生きることにおいても「影響力のある人」=「リーダーシップを発揮している人」といえる。
リーダーシップ論もたくさんあるが、一言で表現するなら「変化を創り出す人」につきる。
業界に変化をもたらす人、新しい価値創造ををする人・・表現に多少の違いはあるものの「何かにチャレンジする」とは変化そのものを生きている人に違いない。
ゴルフを楽しめるのも、中村氏のような大いなる野望をもち、変化を作り出したパイオニア的存在のおかげである。感謝!!
常に革新的に思考し活動したいものである。